面接対象者
顧客事業部 東京営業所 主任
2016年入社 柿木 智博さん
誰もが思わず見上げる185cmの長躯と眩しい笑顔・親しみやすさを武器に、関東・甲信越地方のお客様からの信頼を揺るぎないものにしている。不器用ながらも苦手な事から逃げずに向き合うアステック1の努力家。努力の先にみえるものを誰よりも知っている後輩思いの素敵な先輩である。
プロタイムズサービス本部 福岡事業所
2018年入社 出口 昌史さん
“最高のSV”を目指して多種多様な経営知識を勉強中。同事業所では『高カロリー三銃士(※よく食べる社員3人衆)』の末っ子ポジションを獲得し、数々の猛者達を(超大盛ご飯で)倒してきた。最近ではご飯の食べすぎで奥さんに泣かれることもしばしばだとか。
技術開発本部 開発課 主任
2018年入社 松井 千絢さん
その小柄で可愛らしい見た目からは想像がつかないくらい、確固たる意志を持ち、夢に向かって冷静かつ貪欲に働く姿はまるで「虎」そのもの。虎視眈々と計画を立て、納得のいく試験結果が出るまで決して諦めず、高品質な塗料の開発を目指す。
出口さん、松井さん、柿木さん、早速ですが面接を始めさせていただきます。よろしくお願いします!
布巻
松井、出口、柿木
よろしくお願いします!
1. アステックに入社した理由
最初の質問なのですが、皆さんはなぜアステックに入社を決めたのですか?
布巻
柿木
僕は、ずばり「人」です。どんな人かというと、楽しそうに仕事をしている人ですね。最初は、大学時代の先輩がアステックに入社していたので軽い気持ちで説明会に行ったのですが、当時の採用担当の方々が働いている姿を間近で見てすごく生き生きしていて楽しそうだなと思いました。それがきっかけですね。
出口
「成長できる仕組みが整備されている」という部分に尽きます。ランクアップノートやチャレンジシート、成長対話などの成長ツールが存在していて、早く成長することができるのではと思ったのを覚えています。
松井
私の就職活動で大切にしていたのは「自分がやりたいことをさせてくれるかどうか」というところでした。そういう意味では大企業より中小企業の方が、早くからメインで携わる仕事が多いと考え、中小企業を中心に就活をしていました。社会人はよく歯車に例えられますけど、どうせ働くなら、会社の中で小さな歯車になるのではなくて、大きな歯車になって働きたいと思いアステックに入社しましたね。
確かに規模が小さい方が若手でも裁量ある仕事を任せてもらえるというイメージはありますね。中小企業の中でもアステックだった理由はありますか?
原
松井
理由は2つあります。1つ目は柿木さんも述べていた「人」です。面接で社員と話すたび、「気さくで良い人が多い会社だな」と感じていました。
もう1つは、「柔軟な会社だと感じた」ことです。アステックは体制や仕組みを変え続けていて、組織として凝り固まっていないと感じました。
2.成長対話について
※成長対話…アステックでは毎日約10分間ほど先輩とその日の反省や次の日の業務の相談を行う成長対話という仕組みが整えられている。
出口さんのお話の中でも成長のツールの話が出ましたが、成長対話についてお聞きしたいです。松井さんは成長対話をどう活用していますか?
布巻
松井
私にとって成長対話は、業務の課題解決の方法を仲間に相談する場です。
私が好きなゲームで例えると、成長対話はRPGで一緒に冒険をしてくれる仲間との対話です。例えば強い敵には、自分が持っている武器やスキルだけでは倒せません。でも、仲間の持っている武器やスキルも合わせたらその敵は倒せるかもしれません。つまり、他の人と力を合わせて課題を解決していくための貴重な時間ですね。
とてもわかり易い例えですね!
新入社員が入社してからは成長対話を先輩として後輩と行う立場になったと思いますが、そのときに気をつけていることなどはありますか?
原
松井
その社員に興味をもって、人となりを知るようにしています。どんな性格でどんな考え方をするのだろうと。その上で、その人にあったアドバイスというのを心がけていましたね。
また、後輩と成長対話をすることで今まで気付かなかった考え方や方法に気付けることもあり、社歴関係なく「ひと対ひと」の学びの時間だなと実感しています。今後はもっと成長対話の時間を活用して、他人の経験からも学び、自らの成長につなげていきたいですね。
成長対話は問題をそのままにしないで、先輩と一緒に解決できる場ですよね。だからこそ高確率で改善策を見つけることができ、結果的に早く成長できるんですね!
布巻
3.ランクアップノートについて
※ランクアップノート…年・月・日の目標管理をしながら自分の行動を振り返って改善することで、自分を成長させることができる、全社員が所持しているノート。
出口さんのランクアップノートからはすごい熱量を感じますが、なぜそこまでランクアップノートを熱心に記入されているんですか?
原
出口
きっかけになった出来事が2つあるんですよ。
一つは入社前の宿泊研修で採用担当の方から「ナンバーワンになる重要性」についてお話をされたことです。私はそれが非常に心に残り、この会社でナンバーワンをたくさん取りたいと思いました。でも、入社1年目でナンバーワンを取れるものってあんまりないんですよね。ただ、ランクアップノートに関しては毎月1年目社員の中から必ず1人、ノートを活用しようと最も試行錯誤した人が全体会で表彰されます。そこで「このノートを書くなら誰にも負けない」と思い、必死に書くようになりました。実際たくさん受賞できて、年間MVPにも選ばれました。1番を目指す姿勢というのがこの熱量につながったんですね。
「努力は裏切らない」まさしくその通りですね。もう一つの理由は何ですか?
原
出口
もう一つは、仕事をする上で大切なポイントは、「知識・考え方・熱量」だと上長に言われたことです。僕に対して『知識と考え方はまだ求めないけど、熱量は今この瞬間から出せるでしょ』と言ってくださいました。その言葉もあって、ランクアップノートに熱量を込めています。
実際ランクアップノートを記入することで、成長を実感できることはありましたか?
布巻
出口
ランクアップノートは、数日先、1週間先のスケジュールから逆算して計画を立てることができるので、業務整理が苦手な私でも締切に間に合わせることが出来るようになりました。更に書き方を工夫して、今では期日前にも終わらせることができるようになってますね!
やれることは常に本気を求める。アステックらしいですね!
原
4.チャレンジシートについて
柿木さんに質問です。アステックでは自分の評価は正当にされていると思いますか?
布巻
柿木
めちゃめちゃ正当に評価されてます。アステックではチャレンジシートという目標シートで、半年間の仕事の目標を自分で決めます。自分で設定するというところは、他の会社とかなり異なる部分ですね。自分がやりたいこと・挑戦したいことを自分の目標にして、結果は自己評価で反映されるんです。
こんな評価の仕方をする会社は他にはないと思ってます。
実際のチャレンジシート
自分の評価を自分の基準で決めるようなものですよね。僕も聞いたことありません。
原
柿木
あともう一つ良い面があって、上司や先輩と相談しながら作成するので、上司・先輩から自分に対して、「こうなってほしい」という想いも含めての進むべき道をそのチャレンジシートで表現できるということです。
自分がどうなりたいかを軸に、上司や先輩の想いも汲み取りながら考えた目標に向かって半年間頑張り、それが出来たか出来なかったかが評価の全てなので文句の言いようが無いですね!
加えてチャレンジシートには後輩育成の項目があり、後輩がどのようにしたら成長できるのか、解決できていない問題は何なのかを先輩が自分のことのように考えてくれますね!
布巻
5.同期の印象
皆さん同期と初めて会ったときの印象はどうでしたか?
原
松井
第1印象は親しみやすい人達だなと思いました。最初に会ったときからみんな遠慮なく楽しそうに話していました。私は、院卒で周りより年齢が高いこともあり、変に気を使われないか不安だったんですよ。だけどそんなこと全くなかったですね。実際、出口くんとは同期で歳が2つ離れているんですけど全くそんな感じはしていません。
出口
2つ離れていると思っていないからね(笑)。
松井
そこを意識していないのがすごく嬉しかったし、この同期となら働きやすいと思いましたね。
出口
僕も基本的に松井さんと一緒なんですけど付け加えると「変人しかいない」っていう部分ですかね(笑)。
もちろん変人って良い意味ですよね?
原
出口
僕の「変人」の定義は、「人の予想を超えてくる」ってことなのでもちろん褒め言葉です。
僕が入社当時に思い描いていた同期像を遥かに超えてきましたね。みんなそれぞれの分野で能力が高いんですよ。トークが上手だったり、
仕事がすごい丁寧だったり早かったりといった具合に。さらに、今の時点でもう十分にすごいのに、もっと頑張ろうって全員前向きなんですよ。やっぱり同期はみんな変人です(笑)。
柿木
僕は、正直いうと最初は同期のことが嫌いでした(笑)
みんな能力が高くて頭がいいからついていけないなって内定者期間から思っていましたし、最初はそれによってすごく自己否定をしていて、劣等感がありましたね。こんな会社に来て大丈夫なのかな、よく俺を採用したな、という気持ちでした。
今でも同じ気持ちですか?
布巻
柿木
徐々に変わってきています。今でも正直、劣等感からくる苦手意識はあるし、自分より遥かに優れている人を見たとき、やっぱり勝てないなという気持ちになってしまいます。ただ、「あいつのすごいところはすごい!でも、僕にも勝てるところはある!」というスタンスに変わりましたね。
それでは、今の柿木さんにとって同期とはどんな存在ですか?
布巻
柿木
「仲間であり、ライバル」です。僕がまだアステックで働いている理由って、やっぱり同期にあるんですよ。
正直、「こいつ苦手やわ、劣等感あるわ」って思うこともあるけど、なんだかんだ言って、苦しいときに助けてくれるのは同期でした。その中で学んできたこともたくさんあるし、これだけは負けないっていう自分の武器も見つけることができました。同期が助けてくれて、そしてライバルでいてくれたというのが今のアステックでの私を形成しています。
松井さんと出口さんはどうですか?
原
松井
私は「そばにはいないけど、どこかで心の支えになっている存在」です。Facebookで同期の活躍を見たりすると、「私も頑張らないと」と思えます。皆それぞれ進む道があって、違う分野で一生懸命頑張っています。ある人は未知の道ですごく輝いて見えるけど、逆に私には私が輝ける道があるはずです。それぞれの道で頑張る姿を見せてくれるので、1人1人が心の支えです。
出口
僕は一言でいうと、「ほっとする存在」ですね。
確かにライバルではあるんですけど、同期がいてくれるからこそ自分は頑張れる。きついとき、辛いときに相談する相手はやっぱり同期ですしね。実は1年目の10月くらいに、会社を辞めたくなった時期があったんですよ。そのとき会った同期と、「3月の同期で集まる研修までは生き延びて、みんなと会いたいね」っていう話をしたんですよ。それがあったから辛い時期を乗り越えられました。まさに精神安定剤ですね(笑)。
6.就活生時代の自分へ
就活生時代の自分にアドバイスするとしたらどんなことを言いますか?
布巻
柿木
僕は、「とにかく量だぞ!」と伝えたいですね。実は就活当時、そんなに多くの会社を受けていないんですよね。だから、当時の自分には、業界を絞らずいろんな会社に行って、知ること、勉強することをしてほしい。色々な会社を見て色々な人の話を聴いて、その上で見えてくるものを見て判断して欲しいです。
出口
僕も柿木さんと被るんですけど、「量をこなせ」と言いたいですね。就職活動を人生の中でガッツリできる時期って大学生の間しか無いと思うんですよ。最近は働き方改革の影響もあって、人生で何回か転職を経験することも珍しくはないですが、仕事のすき間の時間で転職活動をすることになるので、新卒採用の時期と比べると時間が無いですよね。だからこそ、大学生の就活生期間にたくさんの会社を見るべきだと思います。志望してない業界・業種だったとしても、見識を広げるという意味合いで、見に行ってほしいですね。
松井
私は2つ言いたいことがあります。
1つは、「絶対に軸を曲げるな」ということです。自分の中でこれだけは絶対に外したくないってことは誰にでもあると思います。それを、絶対に曲げないこと。もう1つは、「自分に嘘をつかない」ことです。自分を偽ってその会社に入ると、結局苦労するのは自分です。自分の気持ちに絶対沿うんだ!ってことだけは大切にしていたので、今から就活を頑張る学生さんにもそういうところを大事にしてほしいなと思います。
本日は貴重なお話がたくさん聞けました!ありがとうございました!
就活はその後の人生を左右する大事なものです。
自分のこれだけは譲れないものを考えてたくさん行動した方が入社後満足しますし、働いていて楽しいです!
原