面接対象者
法人部 係長
2008年入社 中之内 紗織さん
アステック史上最年少で部長に抜擢。前職IT会社の営業先でアステックを知り、社長の考え方に惹かれ入社をその場で志願。女性社員第一号。仕事には妥協せず、社員には優しく真剣に向き合う。恋愛相談にのった回数は数しれず、結婚にまで至った社員もいるほど。アステックの恋のキューピットである。
顧客事業部 副部長
2015年入社 中西 昭宏さん
5年で幹部まで上り詰めた実績を持ち、肩書の数は本人でも把握しきれないほどの多さである。プレイヤーから管理側に回った今でも、圧倒的な行動力と斬新なアイディアで周囲を驚かせ続けている。休日はキャンプやスノーボードなど“アウトドア大好き社員”である。
中之内さん、中西さん、早速ですが三次面接を始めさせていただきます!
平元
中之内、中西
はい、よろしくお願いします!
1. 仕事内容について
お二人の仕事内容を教えてください!
平元
中之内
法人部の係長をしています。部に依頼されるパンフレットや新製品関連、パネルやチラシのデザインなどの進捗状況やクリエイティブ、予算の確認、人材採用関連の仕事などです。他にも部員の相談には積極的に乗るようにしてますね。
中西
東京営業所の管理をしていて、営業面での数字を達成させることが1番の仕事です。ただ、自分がプレーヤーとして営業活動するわけではないので、売上を達成することができる組織を作ることが私の役割ですね。
2.1年目社員に期待すること
新卒の1年目社員に期待する事はなんですか?
岡本
中之内
うーん、1年目に期待する事って特に無いんですよ(笑)。むしろ期待されても困るでしょ?(笑)期待する事というよりお願いする事は、インプットをたくさんしてほしいです。先輩の仕事や業界のことなど、1年目にはまず成長するための土台を作ってほしいです。
中西
私は営業なので、シンプルに声量を大きくしてほしいですね。声は誰でも平等に大きく出せるんだけど、歴が長くなるにつれて声が小さくなるんですよ。私ぐらいの年齢の人は特に。明るくて大きな声は会社を元気にするから、まずはどんどん大きな声を出してほしいですね。
基本が一番大切ということですね。すぐに実践します!
平元
3.部下の成長
自分の部下にどう成長してほしいと思っていらっしゃいますか?
平元
中之内
私は極端なのですが、たとえ明日会社が潰れても明後日から一人で食べていけるような人に成長してほしいですね。転職できるなり独立できるなり、引く手数多な人になってほしいと、ここ5~6年は言い続けています。
そのために部下に促していることなどありますか?
岡本
中之内
稼げる人間になるためには、自らの働く上での軸を持たなくてはなりません。だから自分の軸を持つように促しています。あとは、企画をする上での情報収集や、部下が持ってきたものがしっかり時間を使って考え抜いているかを見るようにしてますね。甘い考えであれば叱りますし、そこは意識しています。
中西
私は押しに負けない人財を育てるというのを重要視しています。生意気でもあり芯の強い人になってほしいです。たとえ上司の私が色々言ったとしても、信念を曲げて指示通りに動くくらいなら「1回はぶつかってきてくれ。納得ができないなら納得できるまでとことん話し合おうぜ」というスタンスで接しています。「自分の意見を曲げるな、簡単に曲げるくらいなら最初から言ってくるな」と言います。
入社歴問わずそういうスタンスですか?
平元
中西
1年目だろうがベテランだろうが全員ですね。
逆に自分の意見をすっと下げたら、「お前そんな意見持ってくんじゃねえ!」って怒っちゃうときもあるね(笑)。
なるほど…肝に銘じておきます!
平元
中之内・中西
・岡本
アハハハ(笑)。
そのために気をつけていることなどありますか?
岡本
中西
気を付けてることといえば私自身が押しに負けないという姿勢をしっかり背中で見せることです。私も上司に対して違うと思ったら違うと言うようにしています。ただ、中間管理職なので、会社の方針として決まったことで自分が納得できてないことでも、部下にやらせないといけない場面も出てくるんですよ。その場合はとことん経営層と話し合って調整するようにしていますね。
私も発言に説得力をもたせられるように、言うだけでなく実践していこうと思います!
岡本
4.部下とのコミュニケーション
部下とコミュニケーションを取る際、心がけていることはありますか?
平元
中之内
私は「一切隠し事はしない」という事を根底に置いてます。これは仕事、プライベート関わらずです。「部下と上司」という関係の前に「人と人」だと思っているんです。だから、私が隠し事をすると部下も隠すようになります。それが続くと、どんどん私と部下との間にずれが生じて、行き違いが発生してしまいます。だから私は最初に自分のことは全部見せるようにしていますね。
「上司と部下」ではなく「人と人」と思っているという言葉は、新入社員からするとすごく嬉しい言葉です!
平元
中西
僕も中之内さんとほとんど一緒です。自分が部下に対して上辺の薄っぺらい対応をすると、部下からもその程度でしか戻ってこないんですよね。だから本当の意味での信頼って築けないんです。仕事もプライベートも、包み隠さず、あからさまな中西昭宏でいます。遠慮されないように、そしてこちらも極力遠慮しないようにしてます!
確かに謎めいた上司より、オープンな上司の方が信頼して相談もしやすいですね!
岡本
5.5年後の姿
5年後、どんな社会人になっていたいですか?
平元
中之内
子育てと仕事を両立できて時短勤務でも等級アップを目指せるくらいの成果を挙げていたいと思います。今はなかなか思うように時間と成果物の調整ができていません。
昔はタイムマネージメントが得意だったのですが、子供の体調や都合でイレギュラーが発生することが多いのでなかなか苦戦しています。その環境下でありながらも、しっかりと納得のできる成果を挙げられる人間になりたいと思います。
中之内
若手を応援したりサポートしたりするポジションに居たいなと思います。もし、今のポジションと変わっていなかったら、そのときはそのときでがんばります!(笑)。
中西
私は今は全くない新しい事業で責任のあるポジションに就いていたいですね。今ある既存のポジションはほとんど世代交代が済んでいると思うので、その次のステージを今の私たちが作っていかないと、バトンタッチしたときに私たちの仕事がなくなってしまいます。そうならないために、今のうちから5年位かけて全く新しいことにチャレンジしていきたいな、と思いますね。
中西さんは最終的にはどのような社会人になりたいと思っていますか?
岡本
中西
最後は普通にプレイヤーとして営業になっても良いかもしれないですね。逆に(笑)。
中之内
分かる。分かる分かる!自分で仕事したい!
平元、岡本
へぇ~!
6.チームの雰囲気
現在、自分のチームの雰囲気をどう感じていますか?
岡本
中之内
実は法人営業部はできたばかりなのでまだまだ見えない部分が多いのですが、個性が強い&能力が高いメンバーが多いですね。会議や飲み会ではいつもみんなで笑っている場面が多いと思います。
中西
うちの場合は、良くも悪くも若いんですよ。それをプラスに取ってる面もあるんですけど、同時に危機感も感じてます。やはり、若いだけあってチームワークを重視する傾向にあるのですが、チームワークを更にパワーアップさせようと思ったら、一回チームを壊して、またチームを形成して、また壊してを繰り返さないと結束力って強くならないんですよ。ただ、その壊すという役割をできるのが現状、私しかいないです。棘のあるとんがった立ち位置に立つというのは難しいけど、そこが出来ていないことに危機感を感じていますね。極端に言えば、仲良しこよしすぎているのかなと。
なんかちょっと真面目な感じになってサイトに載せられないかもしれないけど(笑)。
上の判断に任せます(笑)。
平元
一同
アハハハ(笑)。
中西
仲は良いと思ってます。良いとは思っているけど、未来のことも考えるとちょっと心配にはなりますね。
7.挑戦したいこと
今後、自分のチームで挑戦したいことはありますか?
岡本
中之内
できたばかりのチームなので、まずは個々の強みを生かして常勝集団になりたいです!
中西
挑戦って言葉が合っているかどうか分からないですが、理想は、「人に頼らない営業所作り」を目指してやっていきたいですね。全員が売上を立てられる営業社員に育つ仕組みをつくりたいです。例えば、1年目社員が配属された翌月には営業社員としてデビューできているとか、そういう短期的に営業社員を育てることができる営業所を作りたいなと思いますね。
8.管理職の楽しさ
管理職の楽しさを教えてください!
岡本
中之内
部下育成の楽しさは部下である皆さんの成長に尽きると思います。でも、部下の子たちを成長させても自分が成長していないという場面も多く見て来ました。部下を持つ場合は自身も二倍速で成長をしないとならないと思います。双方にとってお互いの成長の糧になれるというのが一番楽しさを感じる瞬間では無いでしょうか。
中西
私も、やっぱり部下の成長ですね。お客さんから「誰々さんすごいいいね。」とか、「がんばってるね。」とか言われると、仮に自分がその社員の力になってなかったとしても嬉しいですね。間違いない営業所づくりができているのかなと、ちょっとご褒美を貰ったような気持ちになります。
中之内
たぶんね、私と中西さんはあんまり管理者向きじゃない(笑)。
現場で動いていたいタイプですね(笑)。
一同
アハハハ(笑)。
お話を聞いて、お二人が部下の成長に対して深く考えてくれているのだと実感し、もっと頑張って期待に応えたい!と思いました。私も仲間のことを信頼し、信頼されるような存在になりたいと思います!
本日は貴重なお話ありがとうございました!
平元