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初めての海外が中学2年生の時で、一人でシンガポールツアーに参加しました。お茶が甘かったり、すごくカルチャーショックを受けたのを今でも覚えています。

へ~!お茶が甘いんですか?

うん、ぜーんぶ甘いの。シンガポールあるある(笑) それから高校の時には一か月ハワイ留学にも行きました。夏休みの課題を全部サボって(笑)

その時は、英語で会話できました?

その時は「Yes」か「No」しかしゃべれなくて。一か月で唯一上手くなったのが「Uh-huh?」 って相づち打つこと。それでなんとか乗り切れました(笑)

「Yes」「No」「Uh-huh?」だけで!?すごいです(笑)

あとフィリピンにも行って、貧しい地域でご飯を配布したり、ホームステイしたり、少年院の子たちと時間を過ごしたりと色んなボランティアを経験しました。フィリピンはかれこれもう10回以上、プライベートでも行ってますね。

フィリピン以外はどこか行きましたか?

大学では7ヵ月シンガポールで音楽・語学を学びながら、並行してフィリピン・インドネシアにもボランティアしにいったりしてました。 柏原さんはどんなことしてたの?

私は14歳の時にニュージーランドにホームステイに行ったのが初海外で、一か月ホストファミリーと生活してました。山田さんと同じように「Yes」「No」しかしゃべれなくて……、しんどかったですし、泣いたこともありました。

そうだよね~。やりたいことができないとか、言いたいことが伝わらないもどかしさって辛いよね。

はい。でも楽しかったこともあって。庭にトランポリンがあって、ホストファミリーの子どもたち3人とワイワイ遊んで、言葉は通じなくてもすごく仲良くなれたんですよね。これがきっかけで、もっと色んな国に行ってみたいなって興味が湧いてきました。

中国にも行ってたよね!

はい!大学で中国学科に進みました。交換留学で一年ぐらい中国に行って、ヨーロッパ・アメリカ・アフリカ・北朝鮮とか、世界各国の留学生が集まる学校に通いました。

へー!すごい!世界各国の人達が中国語を勉強する理由って?

ビジネスですね。

そっか。やっぱり英語と中国語が出来れば、ビジネス世界では世界のどこでも通用するって言われてるよね。

そうですよね。私も中国語を話せるようになりたい!と思って必死になって勉強して。中国政府認定資格「HSK(漢語水平考試)」の一番上の6級を取得できました。

すごいねー!

中国語を武器に、アステックで唯一無二の存在になれるんじゃないかって想像出来たからです!外資系の商社だと、外国語が話せる人がいて当たり前だけど、塗料メーカーで中国語が話せる人は多分ほぼいないと思うんです。今後中国関係の仕事があれば「柏原さんに任せよう」って言ってもらえるかなってワクワクしてます。

チャンスが回ってくるのが早いって思ったんだね。

あとは、人への対応が素晴らしいです。面接時のメッセージボートや、お菓子のプレゼントなどから思いやりを強く感じました。

アステック以外は見てた?

輸入家具屋です!

私も!大体一緒やね(笑)色々なところに行く中で、一番アステックから思いやりを感じました。あと、良い意味で普通の会社じゃない感じがしたよね。

そうですね!面接も想定していたものと違って、圧迫感が無くて、良さを知ろうとしてくれました。最終的には「誰と働きたいか?」を考えてアステックを選びました。 山田さんは何でアステックを選んだんですか?

正直、英語をペラペラ話せる方ではなかったので、更に学びたくて英語が飛び交うような会社・職業を探してました。あと、自己成長を求めて色々検索して、たまたま引っかかったのがアステックで。タイに進出していたので、もしかして将来フィリピンにも進出するんじゃないか?って期待して、社長面接のときにストレートに聞いてみたんです。

おお!!

そしたら社長から「自分の代ではタイ以外に進出しない」ってキッパリ言われてびっくりして。続けて、「引退した後、次の世代が海外を開拓していくのを信じている」って言われたんですよ。

へー!そこまではっきり言われるのは、驚きですね

そうそう。だから、逆にこれからどうなっていくのか興味が湧いたし、今ない市場を切り拓くことに携われたら、すごくやりがいがありそうだなって感じたんですよね。あと、社長が若手をこんなに信じてるなら、社員もイキイキしてるんだろうなーって思えて、それが決め手になったんです。

英語を使って仕事がしたいっていう気持ちは、今どうですか?

本音で言うと、英語を使って仕事がしたいな。でも、今は仕事の中でその機会は無いけど、それなら仕事外で英語を使おうと思って。TOEICの勉強を続けたり、リフレッシュ休暇で海外ボランティアに行ったりしてます。

特に新規開拓のテレアポで発揮されていると思います。「キッパリNO!」て言われない限り「今いくらで仕入れてるんですか?」とか「月に何棟やってるんですか?」とか、ぐいぐいヒアリングしてます。

お断りの雰囲気が漂う声色で言われると、私はやっぱり気が引けるんだけど、それは気にならないの?

気にならないですね!

それはすごいわ。

聞いてくれそう!と思った瞬間、自信がつきます(笑)中国だと怒っているかのような会話に聞こえるんです。全然怒られていないのに。その時に、言い方のキツさには慣れましたね。

わかる!私もご飯食べてるときに「どうしてあのおばちゃんは怒ってるの?」って質問したら「ご飯美味しいか?って聞かれてるよ」って言われたもんね(笑)

そうなんです!だからか、日本人の言い方は優しく感じる気がします。

なるほどね。そんな経験を通じて自分が変化したことってある?

中国でのクラスメイトは様々な宗教の方がいて、断食の時期があったり、お祈りとかも一緒にしていたんです。その時に自分が知っている世界は狭いと痛感しました。

世界中の価値観を知ると、自分の経験が絶対に正しいというわけではないってわかるよね。

はい。自分にない価値観の行動をとられても、その人の価値観があるんだって思って大切にするようにしています。

私もフィリピン、シンガポール、ハワイ、中国、タイ、韓国に行ってから、自分の価値観にとらわれずに広い視野を持たなきゃなって思いました。基本、人って面白いので、「あの人おかしいよな」とは思わないですね。色んな人に出会えた経験から、色眼鏡で見ずにありのまま受け止めるようになりました。

うんうん。

後は、コミュニケーション能力がつきました!アジアは英語を話せない人が多いので、簡単な単語で伝えたり、ボディーランゲージで伝えてきました!そのおかげで、仕事ではコミュニケーションで困ったことはありません。同じ言葉を話せるからまだマシでしょ!って思うんです(笑) そのおかげか、新しい場所、人と出会うことが楽しみに思えるようになりました。

山田さんがまだ大阪営業所で営業をしてたころ、やっぱりいつもすごいなって思ってたのが、加盟店の社長の方々と凄く仲良くて、いつも盛り上がっていましたよね!営業として意識していることってありますか?

もちろん商談の時は、話の順序とかゴールを決めて話すけど、それ以外では会話の中で「え、何それ、もっと知りたい!」って何でも興味を持つことですかね。そのおかげでよく脱線しがちです(笑)好奇心が旺盛なんですよ。楽しいですよ。「社員にこない?」とか5社くらい引き抜きにあいました(笑)

すごいですね(笑)

「面白いね、しっかりしてるね」って嬉しいことも言われますけど、「ママ」って言われることもあります。

ママ!?

塗装ボランティアでお客様とお会いした時に「いいお母さんになりそうやなー」って言われ、それ以来ママと呼ばれているようです(笑)

どんなお客様からも好かれるところがすごく羨ましいです!

いやいや、かっしーもママ2号にいずれなるよ(笑)