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Interview

インタビュー

この数年間で会社が急成長
自分も視野を広げ成長し続けたい

吉開 正悟 (2007年入社 / 生産部 部長)

吉開 正悟(よしがいせいご)

工場運営では口を出し過ぎず自主性を尊重する

ー吉開さんの仕事内容を教えてください。

工場の運営です。当日、1週間先、1カ月先、そして会社方針に対応するために4、5年先までを見通して計画を立て、運営する仕事をしています。

ー工場スタッフの仕事内容は?

工場には3つの業務があります。1つ目は塗料の製造業務。塗料はもともと色がない無色に近いものや白色の液体です。そこにお客様のご注文に合わせて顔料を加え、攪拌して色を作ります。2つ目は塗料の出荷業務、3つ目はそれに付随した事務業務です。

ー工場での仕事のやりがいはどのあたりでしょうか。

日々の受注・出荷をやり切ること、そして生産性を上げるために目標を設定し、設備を導入したり業務フローを変更したりして、成果に結びつけることです。アステックは会社の規模としては成長段階で、設備もさらに導入していく予定です。すでに完成された大規模な工場ではなく、これから成長していく工場で自分も一緒に成長できる点もやりがいの一つかなと思っています。

ー工場内でさまざまな業務がある中で、吉開さんは何をしているときが楽しいですか。

数字を見るのが好きで、工場全体のいろんなデータを分析して改善点を考えるのが楽しいですね。1ロット当たりの生産時間や工程を改善することが売上に結びつき、会社の収益につながるので、データを見ながら優先順位を考えるようにしています。

工場内の人の作業負担を減らし、女性も働きやすく

ー工場運営において育成面で大切にしていることは?

口を出し過ぎないように、と意識しています。大きなミスや会社の損失につながりそうな場面のみ指摘します。考え方が間違っていなければ、失敗しそうだなと思っても黙っていることもありますし、できる限り主体性を尊重したいと考えています。

ー業務面で大切にしていることは?

工場での製造に一番コストがかかるのでそれを少しでも削減して、無駄な費用を抑えるように意識しています。

ー以前「クールファクトリー」という取り組みをしていたそうですが、どんな取り組みでしょうか。

見た目のかっこよさも含めてクール=かっこいいという意味で「クールファクトリー」と名付けた取り組みをしていました。まずは見た目からかっこよくしようと、社長や工場のメンバーと食事に行ったときに「ユニフォームを変えたい」と直接提案しました。私はあまりそういうセンスがないので、どれにするかはおしゃれなデザインを選んでくれそうな後輩に任せたのですよ。結果、新しいユニフォームの評判が良く、採用に効果的だったので導入して正解だったと思いました。今は、女性も現場で働きやすくすることを目標の一つとして、機械を導入して可能な限り人間の作業を減らす取り組みを進めています。これから採用人数を増やして、さまざまなアイデアを取り入れながら「クールファクトリー」を進めていきます。

先手で動いてきたことがコロナ禍でも実を結んだ

ーこの数年、アステックの成長率が著しいそうですがその秘訣は何だったのでしょうか。

塗料メーカーや塗装業界がしないこと、新しいことを先手先手で打ったことが今に繋がっているのでしょう。例えばコロナ禍以前からウェブ訪問もその一つ。当時は「なんで直接来ないんだ」というお客様の声もあったようですが、感染拡大で気軽に行き来できない時期でもウェブ訪問でスムーズにやりとりが進められて、先に動いていたことが結果的に実を結びました。もちろん製品にも自信があります。低汚染性や遮熱保持性で他社と差別化できる塗料を開発したのもやはり大きい。一番の転機としては2015年に自社製品をリリースしたことでしょう。それがなければ今のアステックはなかったのではないでしょうか。

ー採用にあたり、工場長としてこんな人と工場で働きたい、こんな人が工場に向いているというのはありますか。

アステックの工場は特殊というか、その日に何をするという指示を出しません。当日受注、当日発送が原則なので、それを厳守し自分で考えて段取りを組める人を求めています。塗料の製造もそれぞれが在庫状況を確認して計画を立て、材料の発注も行うので、指示待ち人間だと周りに置いていかれます。日々改善しようとする向上心のある人や自ら行動できる人が向いていますね。

ーアステックの最大の魅力は何ですか。

自由度の高さです。会社の方針や売上目標はありますが、例えば売上目標をどのようにして達成するかは自分たちで考えます。自由度が高い分、各自が責任を持たなければいけません。社長の人柄がそのまま出ているのか、求めるところはとことん求めるけれど、自由なところはとことん自由です。工場のスタッフ一人一人と直接コミュニケーションを取ろうとしてくれるメーカーの社長はあまりいないと思います。いつも気にかけてもらっていると感じられてうれしいですし、やりがいにつながりますね。

ー会社として、そしてご自身の目標は?

今の工場では会社の成長を支えることが難しくなってくるので、生産体制を強化したり、拠点を増やしたりする必要があります。そうなると生産能力を上げる=人財育成が必要です。自分の目標としてはさらなる上位等級へ昇格し続け、いつかは役員へ、と思い描いています。私が成長を止めてしまうと部下・後輩も成長が止まるので、社長面談のときにも「まず吉開さん自身が一番成長しなきゃね」と言われます。工場長として影響を与える立場にいて、ここで足を止めるわけにはいきません。業界や国内外に視野を広げて成長し続けます。

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