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Interview

インタビュー

「自分の正義を学び、人間力を磨ける会社」社内で1番アツい人間の持つ想いとは。

石橋知晴 (2011年入社 / プロタイムズ事業部 部長)

鹿児島県出身。「社内で一番熱い人間」と言われる。趣味はラーメン屋巡りで、自身のFacebookページには「イシバシュラン」と称して、300杯以上のラーメン記録がある。

借金、挫折、倒産、波乱万丈の転職歴

__石橋さんがアステックペイントに入社するまでの経歴を教えてください。

石橋:今の私のバックグラウンドとして、建築・不動産業に長年携わってきたという点があるので、そこからお話します。

学生結婚していた私は、新卒のときすでに家族を養う立場でした。「お金を稼がないと!」という思いもあり、ブティックの経営を始めたんです。ですがうまくいかず、23歳で1000万円程の借金を背負いました

その後は、とにかく稼げる住宅塗装会社の営業職に。厳しく数字を求められるバリバリの営業会社でしたがそこで成績をあげて、24歳で支店長に昇格しました。ですが年上の部下を抱え、今度はマネジメントに苦しむことになります。

__どのようなマネジメントスタイルだったのですか?

石橋:当時は、成績が上がらない社員に対して、灰皿は投げる、スリッパは投げる、ガムテープで電話を手に巻きつけられる…というスパルタの世界。マネジメントの経験などない私は、そういったやり方を真似することしかできず、退職者が続出、部下たちから非難を浴び、自分のチームを上手くつくることはできませんでした。

結局、お金を稼ぐことはできてもハードワークに耐えられずに退職し、工務店転職。そこでは、マンションの設計プロジェクトを担当し、不動産会社や金融機関との折衝を行っていました。しかし2010年のリーマンショックのとき、会社更生法の適用を受け、早期退職制度により退職することになります。

会社は社員を守れるような状況ではなく、1000人程の社員が一気にリストラに合い、どん底に突き落とされましたね。会社が潰れるというのは、それくらい大きなことなのだと実感したこの出来事は、とても大きな経験となりました。

そして、大型ホームセンターの商材導入の営業に転職しますが、ここでは自分の学んできた不動産や建築の知識をまったく活かすことができずに、短期間で退職してしまったんですよ。

__新卒で自営業、マネジメントの挫折や会社の倒産を経験し、4社目でようやくアステックペイントに出会うわけですね。

石橋:長い道のりでしたね(笑)。

「力を貸してほしい」社長の姿勢と熱意に心を打たれ

__入社の決め手は何だったのでしょうか?

石橋:入社して何をやるのか、という具体的な業務のイメージよりも社長の熱意に惹かれました。。

建築系や不動産などのアステック以外からも内定は出ていたのですが、どこも「採用してあげる」という上からのスタンス。でも、当社の社長からは「ぜひ力を貸して欲しい、石橋さんの力が必要だ!」と言われ、この言葉が心に刺さり、入社を決めました。

__入社後、どのような仕事に従事されたのですか?

石橋:とにかくフランチャイズ加盟店様の利益を上げるために、がむしゃらに行動しましたね。塗装ビジネスのフランチャイズ展開という成功モデルがない事業では、トライ&エラーの連続、しかし、ポジティブで物怖じしない自分の性格には合っているところもあり、一つずつ成功を積み上げていきました。

もちろん、慣れない出張が続いたり、経営の数字を見て計画を立てたりなど、頭を悩ますことはたくさんありましたね。ただ、自分の弱みをカバーしてくれる同僚や部下、能力よりも人格を評価してくれる上司がいることが大きな支えとなっていました。

挑戦したことに対しては、思うような結果が出なかったとしても、絶対に責められるようなことはありません。これまでに経験した職場と一番違うのはそこですね。

失敗から学んだ、意欲を引き出すマネジメント

__アステックペイントに入社して、ご自身の中ではどんな変化がありましたか?

石橋:仕事の考え方が“自分中心”ではなくなったことかなと思います。過去の職場でマネージャーとして失敗した経験を思い出すと、当時は自分中心の仕事の仕方だったのだとわかります。

自分だけが営業成績を上げればいいのではなく、チームのみんなに成果を出してもらわなければいけない。そのためにはどうすればいいかを考えるようになりました。

__今はさらに全体を取りまとめるポジションということですが、マネジメントをする立場となり、大事にされているのはどんなことでしょうか。

石橋:基本的には意欲を削がないことが大事だと思っています。

ほとんどの若手社員が、成長したい、売上を上げたい、会社に貢献したいと思ってくれています。それなのにマネージャーが「あれはだめだ、これはするな」と言ってしまうのではなくて、意欲を引き出すために「どうすればいいか」を考えることが大事だと思います。

「そう思っているならこうやってみようよ!」と声をかけて、挑戦する意欲を一緒に高めていきたい。それが、昔マネジメントで苦しんでた経験も踏まえて今一番大事にしてることですね。

「ただ仕事ができればいい」ではない。人格を重視する評価制度

__石橋さんから見て、アステックペイントはどんな会社でしょうか?

石橋:基本的にいい人ばかりです。会社が大事にしている考え方として「自創経営」があり、仕事ができる、だけでは大きく評価されません。向上心やチャレンジ精神があるか、謙虚な姿勢で物事を見ることができるか、などといった人格的な部分も備わって、大きな評価につながります。

なので、仕事の実務を抜きにしても、“人としてできている”そういう人が集まった組織だなと感じています。

__社員で一番熱い男、といわれているそうですが。

石橋:部下への愛情表現が暑苦しいからですかね(笑)。基本的に、面談でもストレートに物事を言ったりします。「あなたのことが本当に好きだから」とか「一緒に仕事をしたいから」という思いを伝えてその上で、「こういうチャレンジをしたらどうだろう」と提案したり。そういった表現が「熱い」と言われている理由かもしれませんね。

__感情的に怒ったりという場面もあるのですか?

石橋:感情的になることはほぼないです。ただ、部下を叱ることは当然あって、それは誰かに迷惑をかけたときや、ルールを守らないときなどですね。それは自分自身が守ってきたことなので、ちゃんと言うようにしています。何か失敗した部下に対しては咎めることよりも、その失敗を次にどう活かすかという話をします。

基本的には楽観的なので、何か問題が起こってもポジティブに捉えています。苦手なことがあれば周りでカバーし合っていければ良いと思いますし、苦手なことは、仲間に頼み助け合う社風がありますから。

自身の“人間的成長”を願える仲間と

__アステックペイントに入社してからの10年間は振り返ると、どのような感じでしょう?

石橋:入社前までは転職歴もたくさんありましたが、入社してからはやりがいを持ち続けて、一度も転職も考えずに気がついたら10年経っていました。本当にあっという間でしたね。

__石橋さんにとって、アステックペイントはどんな場所でしょうか。

石橋:自分にとっての正義を学べる会社です。人の悪口を言わないこと、謙虚であること、挨拶ができるか、など人間としてのベースの部分を大事にする会社なので、何か行動をするときの判断力が自ずと養われますね。

そういったことを年を取れば取るほど忘れてしまうのが人間ですが、この会社では仕事を通して常に、人間的な部分が磨かれていく実感があります。

なのでぜひ、人間的にも成長したいという意欲のある方と一緒に働きたいですね!

__今後の目標はありますか?

石橋:お客さんの幸せと、一緒に働く仲間の仕事を通じての幸せを、経営サイドから実現していくこと

当社と取引をしたことによって、業績が上がった、悩みが解決した、会社が大きくなった、従業員が増えた、従業員の給与が上がったなど、取引先の会社の成長を実感できることは大きなやりがいに感じています。

また、いっしょに働く仲間の成長も目標のひとつです。当社での仕事を通じて、前向きに生きることが出来る、仲間と共に切磋琢磨出来る、会社や社会に貢献出来る、私生活も豊かになる、といった幸せの実現をサポートしていきたいですね。

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